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「令」の字について2019年04月16日

新元号が「令和」に決まったことで、「令」という字の形についての話題を目にするようになりました。
「やね」の下の形として、明朝体やゴシックで表現される「一刀」の印刷文字と、楷書体や行書体などで表現される「丶マ」の手書き文字(加えてこれらをミックスした文字)、いずれを用いるべきか?というものです。

答えとしては、「どれもOK」です。
同じひとつの字であり、あくまでもデザインの差にすぎないためです。
文化庁も「常用漢字表の字体・字形の指針(報告)」などで、こうした旨を表明しています。

これを制作の立場から言えば「フォントによって形が変わる」ということになります。
文字コードは一つしかありませんので、それぞれのフォントではひとつの形しか表示することはできません。
例えば、この話題は毎日新聞にも掲載されていましたが、そこで使用される毎日新聞明朝では「丶マ」を表現できないため、楷書体のような文字をまじえた記事になっていました。

フォントを色々と見比べてみますと、ゴシックや明朝は「一刀」、手書き文字に近いものは「丶マ」で表されることが多いようです。

れいわ

S.T