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大相撲の優勝額は、つい最近まで彩色写真でした2018年09月14日

十一房印刷本社のある墨田区には両国国技館があります。

大相撲9月場所が始まり、熱戦が繰り広げられていますが、国技館の天井付近の四方には優勝力士を称えて額が掲げられています。

四方8枚ずつ計32枚あり、東京場所(年3回)の前に最も古い2枚を直近の2枚と入れ替えます。
大相撲は年6場所なので、およそ5年間、掲げられ続けられることになります。 優勝力士にとっては名誉なことと言えるでしょう。

この額は、2012年(平成24年)末まで、白黒写真に絵の具で着色していましたが、現在はカラー写真になっています。
正式名称も「優勝色彩写真額」から「優勝写真額」に変わりました。
着色を行っていた方が高齢で引退されたことと写真技術の進歩が、カラー写真になった原因です。

外された過去の額のうち4枚がJR両国駅東口改札内に掲げられており、誰でも見ることができます。
身近に額の大きさを感じられるとともに、四十年以上前のものもあり、懐かしさを感じることが出来ます。
古いものは色が変色してはいますが、現在のカラー写真とは違った絵の具による立体感や美しさを感じます。
写真では表現しきれない部分がにじみ出ているのではと思います。

国技館内では現在の32枚の額のうちすでに28枚が「カラー写真」となっており、旧来の「彩色写真」は残り4枚となりました。
来年の5月に彩色写真は国技館からは消えるので、もし、機会がありましたら、彩色写真とカラー写真の対比を見てもいいのではないでしょうか。

初日前日に行われる授与式(カラー写真)

初日前日に行われる授与式(カラー写真)

両国駅構内に掲げられている額(彩色写真)

両国駅構内に掲げられている額(彩色写真)

T.N